たいそんの日記

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何処やらに鶴の声

 先週、数年ぶりに散髪した
それもこんなに短くしたのはたぶん五年ぶりくらい
入浴がめったら楽になったし
乾くスピードも格段に早いときた
こりゃあ良いや、千両千両と
ほくほく顔である

そもそもなぜ
伸ばしていたのかというと
切る理由が無かったからだ
切らなくても別に困ることがなかった
じゃあなぜ今回散髪したかというと
伸ばす理由が無かったからだ
切っても困ることはないし
だったら切ろう、とただそれだけの
シンプルかつもっともな理由

 あすこの美容院は十代の頃から
足繁く・・・ではないけど通っていて
毎回、髪をぼさぼさにしては
三年寝太郎よろしくのペースで訪れるので
店員さんの間では
ぼくはちょっとしたレアキャラらしい
パズドラかよ、とちらっと思ったが
なにせ腕がいいので
あすこ以外で髪を切ろうとは思えない

いつも髪を切ってくれる小仲さんは
数年ぶりに会うやいなや
「いったい何があったんですか?」
とびっくりしていらしたので
「いったい何があったんでしょうね」
と こたえた

おいどのあたりまで
届かんほどに伸びに伸びた
髪との別れはちと荘厳で
いささか儀式のような空気感がある

小仲さんは特別に鋏を握らせてくれて
記念すべきその一太刀目を
いれさせてくれた
ジャキンと耳元で太い音がして
しゅんかん手元には束くらになった髪

なにかに似ている
ああ そうだ これは元服だ

ちなみにその時切った髪
持って帰って構わないかと尋ねると
そりゃ構わんよと
ジップロックを持ってきてくれた
その見た目さながら遺留品のごとし
もちろん今も家にある
CD買ってくれた人に
分けたいと思っている
もちろんただの嫌がらせだ

こうして己から離れた髪を
まざまざと見ていると不思議な気持ちになる

夭折の棋士 村山聖は
髪の毛や爪にも命があって
それを切るのは可哀想だ
という考えから
散髪や爪切りを極端に嫌がったという
有名なエピソードがあるが
その気持ち ほんの少し わかる

話題を変えよう

川沿いの土手を歩いていると三人のヤンキーが
これでもかとガンを飛ばしてきたので
そそくさと避ける
しばらく歩くと今度は
角刈りでメガネをかけたデブが
ひらひらの服をきた黒髪のちびの女と
イチャイチャしながら歩いてきた
「通信教育でカポエラをマスターしたよ
ぼくがきみを守ってあげる」と
カポエラの型を披露しだす
ちび女はちび女で
「たっくんやさしい~」とうっとりのご様子
少々 目に余る痛い光景だったので
これまたそそくさと避けてふたたび歩く

歩き出してすぐ
さきほどの痛いカップルは
あのまま行けばヤンキーたちにも
出くわすはずだ、と気付いた
そうなればあの雰囲気からして
絡まれるに違いないと
心配になり 引き返して様子を見に行くと
案の定 なにやら揉めている

意外なことに地面にひれ伏したのは
角刈りデブではなくヤンキーたちだった
カポエラが凄いのか通信教育が凄いのか
角刈りデブが凄いのかはなはだ謎だが
まったく人は見かけによらんものだ、と
おおいに感心する

ぶちのめされて呻いているヤンキーを
よくよく見ると全員 角刈りになっていた
なるほど 絡んできた罰として
角刈りにされたんだな と
推測していると なんとちび女のほうまで
角刈りになっていて えんえん泣いている

まるで意味がわからなかったので
角刈りデブに
「ヤンキーにならまだわかるけど
どうして恋人まで角刈りにしたんですか?」
と 尋ねると デブは 荒い息で
「この女、ヤンキーと浮気してやがったんだ!」
という とんでもない事実が発覚

どうやらこのヤンキーの中のひとりは
ちび女と 以前から真剣に交際していたが
先月あたりから ギクシャクし出し
むしゃくしゃしていた所を
ちび女が 角刈りデブと
腕を組んで歩いているところを発見

逆上して 問いただすと あろうことか
「あんたなんか知らない!」と言われ
角刈りのデブに こてんぱんにされたそうだ
プライドも髪も 刈り取られ
無様に 悔し泣きをしつつ
なんとか取り出した スマートフォンから
ちび女と よろしくやってる写真を
角刈りデブに 見せると
途端にちび女は あわわと 焦りだし
浮気が発覚した罰として
ちび女までも 角刈りにされたらしい

説明を受けているうちに
おさまりつつあった怒りが
俄然燃えてきたのか
連中はまたぎゃあぎゃあやりだし
にっちもさっちもいかなくなったので
その場を後にする

角刈りデブは実は強く
ヤンキーは意外に純粋で
ちび女は腹黒ときたもんだ
ううむ まったく人は見かけによらん
と 考えているうち
げんなりしてきてしまったので
気分転換を兼ねて
梅田のカラオケ屋に行こうと思い
その辺においてあった
スクーターを盗んだ
カラオケに到着し部屋に案内されると
先客がいたので
「あのすいません、ここ僕の部屋ですよ」
と 言うと
「まあ堅いこと言わずにサ
ほらあんちゃん、歌いなよ!」と
マイクを 渡される
とても 歌う気分になれなかったので
踵を返して 部屋から出ようとすると
カラオケだったはずの部屋は
高速で回転する巨大な観覧車に
なっており あまりのスピードに
振り落とされそうになりながら
係員の人に
「すいません!降りたいんですけど!」
とさけんだ 
すると 係員は
「そこから降りられる確立は
二割六分四厘です」と
びしっと言い捨て
ぼくは ゴンドラにしがみつきながら
「確率、低いなあ」と途方にくれるのだった
そこで目が覚める
今朝の夢だ

まるで意味がわからない
ぼくの深層心理はいったいどうなってるんだ

というわけで 今 調べた 夢占いの結果を引用

・不良
気の弱さや自信のなさの表れです。もっと堂々と強気な態度で望みたいのに、できていないことへのもどかしさであったり、本心ではない行動をとっていることへの苛立ちなのかもしれません。あるいは、常識やルールにとらわれることなく、奔放に振る舞えたらいいのにという潜在的な思いがある場合もあるでしょう。いずれも、何かに真っ正面から向き合えていない今の自分に満足していないようです。

・恋人達
恋人や結婚相手との関係、恋愛に対しての思い、異性への関心が高まっていることを示します。好きな相手との進展を望んでいたり、充実感だったり今の恋に不満や物足りなさを感じていたりさまざまでしょう。嫌な印象を受けた夢なら、恋人や好きな相手への接し方など見直してみましょう。あなたのダメな部分を気付かせてくてる場合も!

・見知らぬ女
あなたが女性なら夢の中の見知らぬ女は、理想の女性像だったり自分自身の一面が表れる場合があります。夢の中の女性に嫌な印象を受けたなら、あなたがもっている嫌な一面でしょう。あなたが男性なら夢の中の見知らぬ女は、あなた自身がもっている女っぽい部分を強調していたり理想の女性像を表す場合があります。

・浮気される
実際の恋人や結婚相手に対しての愛情が冷めてきているのかもしれません。あるいは相手に対して不信感を抱いていたり、愛されていることに自信を失っているのかも。相手との関係をじっくり考えてみましょう。また実際は恋人などいない人が見る浮気の夢は自分の自信のなさの表れです。過小評価していたり自分の魅力や能力に気付いていないのかも。何事にも積極的な行動が開運のカギとなるでしょう。

・浮気する
恋人や結婚相手に不満があったり、浮気願望があるようです。実際は特定の相手がいないなら、何か迷っていることがあるようです。浮気をする夢を見たら、ココロがモヤモヤしてスッキリしない日がしばらく続きそうです。

・喧嘩(けんか、ケンカ)
ストレスや不満がたまっているしるしです。特に自分に対してのイライラのようです。思うように物事が進まなかったり、望むような結果が出ないことを他人や何かのせいにして心を納得させていませんか?ケンカをする夢は、自分に嫌悪感をもっている時によく見る夢です。

・窃盗
不安や恐れの表れです。大切な何かを失うことへの不安だったり、この先のことに漠然とした不安をもっているのかもしれません。また人間関係での不安なのかも?いずれも自分を守ろうとしていたり壊したくない大切なモノがあるしるしです。

・原付バイク
行動力を示します。よい印象をもてた夢なら物事が少しずつよい方向に進んでいくでしょう。しかし転倒するなど嫌な印象の夢なら、努力が報われないことを暗示します。ミスをしたり思うように物事が進まないかもしれません。

・カラオケ
周囲からいい人と思われたい、注目されたい、目立ちたいと思っているようです。あるいは、誰かに伝えたいことや、わかってほしい思いがあるのかも。楽しい印象の夢なら、周りの人とコミュ二ケーションがとれ、順調な人間関係を暗示します。しかし、よい印象をもてなかった夢なら、親しい人との間に問題が生じる恐れがあります。

・観覧車
大きな問題や困難もなく物事が平穏無事に進んでいきそうです。しかし無意識に楽な道を選んでしまっているのかもしれません。観覧車に異変が起きるなど嫌な印象の夢なら、今までサボってきたことや適当にしてきたことのシッペ返しを受けそう!生活態度の見直しを!




むむ

むむむ

なんか当たってないか?

さっぱり意味のわからない内容の夢ではあったが
こうやって占いとしての結果を見るに
どうも書いてある事に統一性がある
要するに今の僕は
「自分に嫌気がさしていて
物事がうまくいっていない」
と 感じているらしい

もちろん こんなものはたかが占いだ遊びだ
とはいえ ひっかかる部分もけっこうある
今まで見てみぬフリをしてきたツケが
そこまで来ているのかもしれない

まったく 夢占いというものは面白い
人の心というのも 興味深い
明日はどんな夢を見るか
たのしみである
そして色んなことを
ちょっと頑張らねばな、と思い直す

 さて耳の痛い話題は変えよう
ここからは最近の出来事をつらつらと

歩いて二十分くらいのところに
素敵な書店を見つけた
森小路にあるkeats and companyという
雑貨や古書が置いてあるお店
その雰囲気の素晴らしさに
一緒に散歩をしていた”い”をほっぽって
入ってみたがとても良かった

店主の方とすこしおしゃべりをする
穏やかな、素敵な方だった

「ここはもう長いんですか」

「いやあ、まだ五、六年ってところですね」

「へえ、お仕事はもう?」

「ええ、定年を迎えたら
自分の好きなものだけを集めた
小さいお店をずっとやりたかったんですよ」

「そりゃ良いですねえ」

「あちらをご覧なさい
軒先に"since1981"と書いてあるでしょう」

「あ、本当だ、あれ?」

「そうです
この店はたしかにまだ数年ですけどね
だけど僕の頭の中には
1981年からずっと
この店の景色が 広がっていたんです」

つげ義春『無能の人』
晶子本 それから目に付いた歌集を
購って 店をあとにした
また行きたいと思う

 大昔に『無能の人』という歌を書いたが
(ライブでは一度も演奏していない)
実はきちんと読んだことが無かったので
帰宅してすぐ 読む

その中で 井上井月(いのうえせいげつ)
という俳人を知った
安政五年 信州は伊那谷に 突如 現れ
日々 酒を呑んでは ほよほよと歩き
虱を体中に まとわりつけながら
ぼそぼそと ちいさく喋る
人は彼を 「乞食井月」と 呼び 嘲笑ったが
それでも 怒らない
なにかにつけて
「千両、千両」と言うのが口癖だった
お礼や感心、褒めやお祝い
ありがとうも さようならも
「千両、千両」と 言うのだった
しかし 俳句を詠めば 抜群にうまく
発句の手ほどき、連句の席持ち
詩文を揮毫する見返りとして、
酒食や宿 金銭などの接待を受けつつ、
南信州一帯を放浪しながら生活したそうだ

あまりにみすぼらしく寒そうにしているのを
見かねて もらった羽織を
「あの乞食が寒そうだったからくれてやった」
と 言ってのけるその懐は
井月にとって たぶん 慈悲じゃない

その死は呆気なく
田んぼの中で くそまみれになり
発見されたときは 虫の息で
最期は焼酎を呑んで死んだという

 生きることの執着を捨て
ただその土地の中に「在る」という
生き方をした井月
強烈な感情を掻き立てられる
残念ながらごく限られた文献しか残っていないそうだ

昔の日本には かくも 面白い人が いたものだ
それに比べて 僕はどうだ!
まったく まだまだ 未熟者だ
おおばかものだよ・・・

次回ライブ
2015/07/10(Fri) 味園ビル 大きな輪
『サバイバーズ
~ウィスキーウィスキーウィスキー~』
open 19:00 / start 19:30
ticket 2000yen (1drink別)
■出演■
新世界ホシヲ
ザ・カトウタクミ(ブルボンズ)
柴田太尊

七月のライブも千両、千両

ではまた
からだをだいじにね
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  1. 2015/06/24(水) 03:38:30|
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煤けた背中

 朝、もぞもぞと布団から出て
カーテンを開けると
久しぶりに太陽と目が合った
溜まった衣服を洗濯機にぶち込んで
洗剤を入れてスイッチを押す

しばらくして洗濯の終わった衣服たちを
今度はカゴに放り投げて
ひとつひとつ干していく

僕の部屋のベランダはスペースが小さく
洗濯物が大量にあると
干す場所に難儀するので
半分はベランダに
もう半分は浴室に
残った一部は玄関横の
ちょっとしたスペースに
それぞれ干して
ついでに床掃除をしたり
お風呂掃除をしたり
そうこうやってるうちに
全身から汗が伝ってきたので
お湯を溜めて 入浴した

今 綺麗にしたばかりの浴槽を
さっそく使うのはいささかの抵抗があったが
この流れでる汗をそのままにするのも
またひどく抵抗があったので
僕のやったことは概ね間違っていない

 今日は近所の八百屋さんが
きゅうりともずくを安く売るというので
散歩がてら 商店街へ
お目当てのもずくを3パックと
きゅうりを都合 3本購い 
その後 川を見にいこうか
お気に入りの喫茶店で
アイス珈琲を飲もうか
さんざ悩んだ挙句
きゅうりが傷んでしまうと
やりきれないのでまっすぐ 帰った
帰りの道中の 肉屋で
鶏のささみも 買った

 日が傾きはじめて
ギターをすこしさわる

 夜 錦糸卵を 作って
きゅうりも 細かくきって
彼奴らを もずくに入れる
ささみ一切れは 鳥わさにした
残りは しっかり茹でて
明日の 夕飯に回す予定

 プロ野球を観ながら
食事を済ませる

嫌いだった人を 好きになるのは簡単なのに
好きだった人を 嫌いになるのはむずかしい

歌わなくちゃならない理由なんか
なくったっていいけど
じゃあ なぜお前は歌うんだって聞かれたら
歌わない理由がひとつもないからです
と こたえるよ

またね からだをだいじにね

  1. 2015/06/11(木) 02:07:14|
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あの山を登るならひとりぼっちの方がいい

酒のための肴なのか
肴のための酒なのか

故米朝師匠に倣って最近は
お豆腐だけで酒を飲むことが多い
酒のための肴である

この時期 湯豆腐なんか
暑苦しくてかなんので
もっぱら冷奴でもって ちびちび飲んでいる

冷奴の食い方なんてものは
おのおの好きなようなやればいいが
塩だけ ふりかけて
あとは何ものせずかけずやると
豆の確かな味わいが鼻腔を
さわやかに駆け抜けていって
楽しい気持ちになる

すると どうも 飲みすぎるということも
はた食いすぎるということもない
まことに良い塩梅で
晩酌を済ませられるのだから
財布にも胃にも優しいお豆腐を
みんなもっと尊敬すべきだ

あの山を登るならひとりぼっちの方がいい
遠くへ旅に出るのなら荷物は少ない方がいい
水無月に突入した

昨日、一昨日とライブがあって
そこには両日とも特別な意味があった
歌と演奏も気持ちよくできて
うれしいとおもう

Fireloop2001が五月いっぱいで閉店になった
ぼくがあすこに出るようになったのは
ここ数年でのことだけど
どうしてもいろんな感情がめぐる

二十九日はそういう心を持った
七十人近い歌うたいが一挙に集まって歌った
それは壮観だったし 荘厳だった

久しぶりに会った人たちから
「元気だったか」とか
「髭が伸びたね」とか
いろんな話をしていると
懐かしいやら嬉しいやら
心が忙しい感じ

同時に奇妙な感覚にもなった
もう二度とこの人たちと会えないような感覚

初期の登場人物たちや
今までの強敵が
ラストシーンで現れるって演出が
漫画や映画なんかで
よく見かけるけど
あれに似た感情だと思う
今にもエンドロールが流れてきそうだった

『新世界サバイバーズ2』に収録された
「秘密の花園」を 歌った
あれは fireloopがもし存在していなかったら
この世に生まれることは無かった音楽だから
あの場で歌えて光栄におもう

ライブハウスは楽しい場所だ
だけど楽しいだけじゃない
色んな念がこもってる
鬱屈して見えるのはあたりまえだ
良いライブができなかったバンドマンは
ステージに怨念を残して帰るもの

情念、怨念、無念、雑念、観念、思念
そして信念
ステージにいる人間の念力を
キャッチする場所
ライブハウスはそういうところ

fireloop2001はあらゆる念を感じられる所だった
大阪のインディー界隈の損失は大きい

けれど 念は残るよ
良いハコが無くなって
悲しむ声も多いけれど
あすこにあった念を受け継いで
歌っていくことで必ずつながっていく

僕たちがfireloop2001がなくなることを
”残念”に思うかぎり
きっとまた 素晴らしいステージが
生まれるだろう

もう二度と会えないと思った
だからもう一度会いたいと思った
僕たちは うたう
念力をこめて 歌い続ける

また会う日まで からだをだいじにね






  1. 2015/06/01(月) 04:01:03|
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